実は2020年10月に発売した当月に購入していたGoBe3。
後述しますが、ある不便を感じて数ヶ月使っていませんでした…
何気なく、また使ってみようかなーと付けてみると、不備が解消されてる…!
カロリーを毎日手動計算しても全く痩せなかった私が、これを使い始め手から徐々に体重が落ち始め、それ以来絶賛愛用中、手放せません。
3ヶ月愛用している私が思った、GoBe3のメリットとデメリットを紹介します!
まずは基本情報
本体のサイズ:45 x 35 x 13.5mm ※バンド含めず
重さ:35g リストバンド含めると50g
ディスプレイ:タッチスクリーン
バッテリー容量:350mAh 連続使用最長32時間
色:ブラック・グレー、バーガンディ・ブラック、イエロー・ブラックの3色
バーガンディ・ブラックと迷いましたが、私はどんな服にも合わせやすいブラックにしました!
四六時中付けていても、特に重いとは感じません。
身長150cm以下で小柄、体のパーツのサイズが子供並みの私でこのくらいのサイズ感です。
Apple Watchと同じくらいかな?
男性が付けても小さすぎず、手が小さい私でも違和感ありません。
タッチパネルになっていて、タップするとバックライトがついて暗闇でも画面が見えます。
時計で確認できる計測項目は、以下の通りです。
①歩数・時間・距離
②消費カロリーと摂取カロリーの差・直近のカロリー吸収時刻
③脈拍
④睡眠時間と起床時間
⑤ストレスレベル
⑥体内水分率の過不足
これ以外のもっと詳しい情報は同期先のアプリで確認できます!
GoBe3ができること
1.体に吸収されたカロリー・たんぱく質・脂質・糖質の量を自動計測
2.消費したカロリー(基礎代謝+運動消費カロリー)の自動計測
3.1日のエネルギー収支の差を自動計算
4.体内の水分バランスを計測して、水分不足の時はお知らせ
5.ストレスレベルの計測
6.睡眠の質の計測
7.脈拍の計測
8.歩いた/走った歩数と距離の計測
特に1と2は他のスマートウォッチにはない、いちばんの売りですね!
細かいカロリー、PFCバランス計算からの開放!
ほんと、ほんとめんどくさいんですよね、アレ…
公式サイトによると、けっこう正確なデータらしく、カリフォルニア大学と赤十字病院の第三者検証研究結果で、カロリー摂取を89%の精度で測定できることが証明されたとのこと!(詳しくはこちらへ)
これが私が購入を決断した決め手です。
第三者機関(しかも2カ所)で証明という言葉に弱い私…
”自称”精度89%だったら、買っていなかったです。
特にPFCバランス自動計測(この記事を書いている時点ではまだβ版ですが)までできるのは神すぎます。
※P=Protein(たんぱく質)、F=Fat(脂質)、C=Carbohydrate(糖質)のこと。
GoBe3で私が実際に計測した結果を記録アプリで見てみると..
腕時計付けてただけでここまで計測してくれるとは!
(スイーツどか食いした日のスクショでお恥ずかしい…)
でも、精度が高いのはわかったけど、どういう仕組みなの?
気になったので調べてみました!
機能1:摂取カロリー・タンパク質・脂質・糖質はどうやって計測されるの?
時計についているセンサーから皮膚を通して、細胞内外の体液の移動を測定して、カロリー・たんぱく質・脂質・糖質がどれくらい吸収されたか計算しているそう。
①食後、胃で分解・消化される
②10-15分後くらいに、消化された炭水化物がグルコースに変換される(最長4-6時間続く)
③グルコースの濃度が上昇→細胞がそれを吸収して水分を放出
④この細胞内外への体液の移動をGOBE3のセンサーが測定
このような仕組みを利用して測定しているとのこと。
ちなみに脂質とたんぱく質はグルコースの吸収速度と継続時間がそれぞれ違うので、たんぱく質・脂質・糖質をどれくらい吸収したかもわかるそうです!
GOBE3と連携するアプリでは、たんぱく質・脂質・糖質をそれぞれ何グラム吸収したのかと、それぞれ総摂取カロリーの何%だったのかを確認することができます。
摂取カロリーの体感精度に関してですが、twitterで数値がおかしいと言っている方が何人かいたので不安でしたが、使ってみて、私は特におかしいとは感じませんでした。
確かに食べたカロリーより気持ち少ない感じもしますが、あくまで”吸収”されたカロリーなのでそれで合っているのかな、と。
研究機関ではないので事実は確かめようがないですが、この数値にしたがってコントロールした結果体重が落ちてきたので大丈夫だと判断しています。
もっと詳しく知りたい方は公式サイトをご確認ください!
GOBEの摂取カロリー計測方法
機能2:他のスマートウォッチと精度が違う!消費カロリーの計算方法
これ、このブログを書くために改めて調べてみて初めて知りました。
細かい!!
たいていのスマートウォッチは歩数か心拍数からの推定だけですが、止まって行うスクワットなどの消費カロリーまでカウントしてくれるらしいです。
GoBe3の消費カロリーの計算方法はこんな感じで複数の計測から計算されているそう。
1.基礎代謝 消費カロリーの70%
身長・体重・年令を使って、医学研究所式で計算
2.筋肉アクティビティ 消費カロリーの20~30%
内蔵精密加速度計のデータに基づいて推定
3.吸収・運搬・蓄積を含む食物消化エネルギー 消費カロリーの5~10%
栄養素摂取解析により推定
4.体熱エネルギー 消費カロリーの0~5%
これは総エネルギー消費に占める割合が少ないため、現状は考慮されていない
基礎代謝の計算方法に関しては普通ですね。
この計算方法、私みたいに代謝が下がってしまうお薬を飲んでいると正確じゃないんですよね泣
少なくとも年齢+10歳くらいの数値になっているんじゃないだろうか…
代謝が下がる副作用があるお薬飲んでいる方は、低く見積もった方がいいと思います。
私のカロリー収支だと、もっと体重が減っていてもおかしくないはずなので、この点の影響を受けているものと思われます。
食物消化エネルギーまで考慮しているのがレアですね!
機能3:1日のカロリー収支を自動計算
これはGOBE3が計測した1日の吸収したカロリーから消費したカロリーを差引いただけですが、この結果が一番大事!
自分で計算しなくてもいいのはすごく楽です。
エクセルで計算していた自分が懐かしい…
ちなみに、私のカロリー収支の目標の決め方はかなりおおざっぱです。
7200kcal=脂肪1kgと言われているので、そこから1ヶ月で何kg落としたいかを考えて計算して目標を決めています。
7200kcal=脂肪1kg
1ヶ月で1kgの脂肪を減らすには
7200kcal×1kg÷30日(おおよそ1ヶ月)=240kg/日
1ヶ月で1kgの脂肪を減らすには
7200kcal×2kg÷30日(おおよそ1ヶ月)=480kg/日
単純に考えると、1ヶ月で1kg減らしたければ、カロリー収支が毎日-240kcalになればOKということになります。
私は厳密にやると挫折するタイプなので、1日-240kcalになれば上出来!1日-480kcalになったら花丸!というざっくり目標にしています。
1日-240kcalでも私にとっては難易度高くなかなか達成できていませんが泣
機能4:求めてなかったけど意外と便利、体内水分バランス計測
摂取カロリー(PFC)と消費カロリーだけ測れれば良かったので、重視していなかった水分バランス。
地味にいい!!
不足してくると振動でお知らせしてくれます。
お水飲むのはダイエットに重要と知りつつ、つい忘れてしまうのでありがたいです。
その人に必要な水分量も、身長と体重だけの簡単な計算で出しているわけではないみたいです。
計算式は下記の通り。
その人に必要な水分量=細胞内の液体レベルを計測 × 体の運動状態を計測 × 個人の身長・体重・年齢を考慮
細かい!!
現在の細胞内の状況から計算してくれるので、自分に本当に必要な水分量がわかるのが便利です。
機能5:いまいち使い道のわからなかった、ストレスレベルの計測
安全・軽い・高め・高いの項目で変動します。
私は軽い〜高めの時間が多いですが、たくさん寝た日は「安全」の時間が多くなりました!
寝るのがもったいという理由で、なかなか寝れずに睡眠時間が短くなってしまうので…
公式サイトによると、ストレスが高い時の改善方法は
笑顔になる
緑茶を飲む
オレンジの香りをかぐ
ダークチョコレートを少し食べる
手を温める
などが提案されていますが、効果はよくわかりませんでした汗
ただ、測定方法が脈拍と睡眠から推測なので、睡眠だけで改善するということは睡眠不足以外のストレスはたいしてないという事かもしれません。
睡眠不足からくる体のSOSを知れたという点では必要な機能だったのかも?
日常的にストレスが高い時間が長い人には参考になる機能だと思います。
機能6:睡眠の質の計測
睡眠の質の計測でわかること
1.レム睡眠
2.目覚ましアラーム 目覚めたい時間に最も近いレム睡眠時を特定
3.朝9時から翌日正午までの睡眠時間 途中目覚めた時間は除く
4.意識レベル 複雑なアルゴリズムで起きているか寝ているか測定
5.睡眠の質
6.睡眠の質・過去の睡眠時間・ストレスレベルから導いた今夜のおすすめ睡眠時間
睡眠の質は%で表示されます。
0-45% | 睡眠不良 |
46-60% | 睡眠障害の可能性 |
61-75% | 満足のいく睡眠の質 |
76-90% | 良好な睡眠 |
91-100% | 非常に良好な睡眠 |
私の場合は7時間以上寝ている時は”非常に良好な睡眠”になります!
短時間睡眠で良好な結果になることは無いようです。
この辺りは私は割と安定しているのであまり参考にならないかと思います汗
単純じゃなかったアラーム機能
これ、単純に起きたい時間にかけるアラームと訳が違いました。
セットした時間に一番近いレム睡眠状態の時に起こしてくるという…!!
おやすみの日は”睡眠の質アラーム”機能を使うと、その人の”睡眠の質”が十分になった時間に起こしてくれます。
ちなみに私の推奨睡眠時間は11時間!!
普段夜更かししているからですかね…
後継機に期待!GoBe3に感じたデメリット5つ
私にとってなくてはならないアイテムとなったGoBe3ですが、改善して欲しい点もあります。
メーカーさん、改善された後継機待ってます!
ちなみに、値段は定価で2万9700円(税込)。
高いといえば高いですが、機能に対しての金額と考えると安く感じているくらいなのでデメリットには入っていません。
もちろん、安ければ安いほど嬉しいですが><
摂取カロリーを自動計算してれる、夢にまで見た機械…
私はダイエットのパーソナルトーレナー頼むより圧倒的に格安だと思いました。
1. 電池が1日しかもたず、充電も時間がかかる
これが購入当初使わなくなってしまった理由です。
初めの頃は今より電池の持ちが悪く、どうやって22時間以上つけるんだ…と思っていました。
数ヶ月ぶりに装着したところ、なぜか改善されていたので使うようになりました!
アップデートで改善されたのかな?
が、それでももう少し電池がもって欲しい…
GoBe3は精度の高いカロリー計測をするためには1日22時間以上装着することが前提。
電池が無くなるまで使ったことが無いのですが、朝起きて1時間くらい充電、100%になったら装着しています。
複雑な計算を行っているので仕方が無いかもしれませんが、せめて2日くらいはもってほしい!
前に使っていたFitbit比較してしまうと、電池のもちと充電速度は物足りなく感じます。
また、朝起きてすぐの充電は公式の推奨で、一番正確に数値が測れるが朝食前らしいです。
でもこれ、人によっては朝食前に1時間も充電はきついんじゃないかな…
せめて充電時間が30分くらいならいいのに。
私も以前は馴染めなくて、毎日お風呂に入る前に充電、その後100%になったら装着するというルーティンでした。
今は、朝起きてすぐ、朝ごはん前から1時間ほど充電。
満タンになったら装着しています。
なんとか習慣つけました汗
2. IP68の防じん・防水対応だが完全防水では無い
これもFitbitと比較してしまう点ですが、私の使っていたFitbitは完全防水でプールの時も使えました。
GoBe3はIP68の防じん・防水に対応でシャワー・雨の中・激しいトレーニングなどに耐えられる耐水性はありますが、水に沈めるのはだめらしいので水泳はできません。
トレーニングが水泳メインの人にはデメリットに思います。
プールや海(海水はアウトらしいです)に遊びに行く日は計測ができないっていう…
ずっと付けていて下さいというのなら完全防水にして欲しかったなあ…
3. デメリットというほどではないけど…Type-Cで充電できたらうれしかった
充電には専用のケーブルを使います。
旅行などで持っていくのを忘れたら、もう充電しようがないんです…
Type-Cじゃなくても、コンビニでも購入できるような端子にしてくれたらもっと便利だったなと思います。
4. ”摂取した”カロリーではなく”吸収した”カロリーが計測される点に要注意!
GOBE3は「摂取した」時ではなく「吸収した」時に測定されます。
今日どか食いしたのに摂取カロリー低い、やったーーー!と幸せな気持ちで寝た翌日、睡眠中に残りのカロリーが吸収されていて絶望します泣
翌日にしわ寄せが…
糖質、脂質などでも吸収時間変わりますし、どの食べ物が影響しているのか判断しづらい時があります。
食べたものがいつ吸収されて、どのくらい摂取カロリーが増えそうか、ある程度予測して運動・食事制限する必要があります。
今は問題なく予測できていますが、少し慣れが必要かもです。
5. アプリに保存できるデータが1週間分しかない、まめに同期が必要
その日その日の分だけわかればいい人には十分ですが、記録大好き記録魔の私には少ない!!
見れなくなる前にスクショを撮っておいて対処しています…
遡って見たい場合、スマホの画像フォルダから探して見るしかないので不便です。
なおかつ、時計とアプリをまめに同期することが求められます。
1日たつとすぐに、時計の方の容量がいっぱいなので同期してくださいとお知らせがきます。
私は苦にならないのですが、人によってはめんどくさいかも…
それでも手放せない!GOBE3のメリット4つ
1. 現時点でカロリー(PFC)を自動測定できるウェアラブルウォッチがこれしかない
この記事を書いている時点では、他に選択肢がありません!
他に競合が出てきたら、比較して購入検討しようと思います。
2. カロリー(PFC)計算が正確な上に楽すぎる!
かれこれ一年、ほぼ手動でカロリー計算をしてきました。
自炊がほとんどなので、地道に1材料ずつカロリーと量を調べつつ電卓で計算…
外食するとカロリーはおろか、PFCなんて全く予想つかなかったりして汗
たんぱく質、糖質、脂質も真面目に計算。
摂取カロリーを1200から1500kcalに抑えてPFCバランスも守り、運動もして1年で体重マイナス0kg…本気で泣きそうでした汗
GOBE3が計測するカロリー収支をマイナスで1日で終えられるように心がけたら、体重と体脂肪率が少しずつですが減り始めました。
全く変化がなかったのは、計算した摂取・消費カロリーが実際と違っていたためと思われます…
ちょっと1枚だけ食べたクッキーのカウント忘れなど、あるあるです。
GoBe3を付けたらもうごまかしが効かなくなりました笑
あと、自分がしていた運動が、痩せるためには1日100kcal分ほど足りていないことが分かったのが大きいです。
3. 時計に現在のカロリー収支が出るため、やばいことにすぐ気付ける
ふと視界に入った時計に表示された、現在のカロリー収支(吸収ー消費カロリー)プラス○○kcalの文字…
焦って急にスクワットを始めたり、ラジオ体操してみたり、次の食事はささみサラダだけにしてみたり、間食をやめる強い意思を持てる回数が増えました。
ダイレクトに今のカロリー収支を見せられると、まだオーバー分が少ないうちになんとかしなきゃと思うんですよね…
まとめて1日のカロリーオーバー分を取り戻そうとするより、ちょこちょこなかったことにしていく方がずっと楽!
今、この時にオーバーしてる!ということに気付けるので、ダメージが少ないうちに対処できるのがかなりのメリット。
ラジオ体操第1と第2を続けてやると20kcalくらい消費できるらしいのでよくやっています。
階段の上り下りやトランポリン、自分のライフスタイルに合わせてすぐできる運動が何分やれば何kcal消費できるのか調べおくと便利です。
このおかげかダイエット初めて1年、全く減らなかった体重が徐々に減り始めました。
4. 食べすぎたりした時に、何を、どれくらいやればいいのかがわかる
うっかり食べすぎた時に、運動もしくは食事でカバーしなきゃ!と思った時に、どのくらいやればいいのかわからないことありませんか?
私はしょっちゅうでした!
運動も食事制限も必要最低限しかやりたくないのにどれくらいやればいいのかわからない…
今は摂取カロリーと消費カロリーの差が見えるので、カロリーの差が希望の数値になるくらいまでやればいいという目安があるのが非常にありがたい!
1日マイナス240kcalを目指していて、マイナス140kcalしか達成していないことに気がついたら、あと100kcal分だけ運動または食事を制限すればいいんだとわかります。
まとめ
改善して欲しい点もあり、人により賛否両論あるGoBe3。
ですが、私にとってはかなり!満足度が高く、本当に買って良かったと思える商品です。
壊れたらまた購入すると断言できます。
人におすすめするかと言われたら、個人的にはお気に入りでおすすめしたいけど、その人の価値観によるかなと思います。
自己流ダイエットがなんだかうまくいかない、カロリー計算もういや!という方で、価値観と商品の値段が釣り合うならおすすめします!
今すぐ欲しい訳でないなら、いつか出るかもしれない廉価版・型落ち品もしくはデメリットを解消した新作を気長に待つのもありかなと思います。
私は今すぐ欲しすぎて待てませんでしたが汗
GoBe3公式サイトはこちら!