2020年1月31日から2月2日まで、二子玉川ライズで開催されていた「コーヒーサミット2020」。出店している23のお店のコーヒーが無料で試飲、その場で購入できるというイベントでした。
その中で世界一高価なジャコウネコのコーヒーを赤字覚悟の1杯500円で提供しているブースがあったので即購入!
思いがけずレアなコーヒーを味わうことができたので、レビューしたいと思います。
そもそも『コピ・ルアク』とは? 糞からとれる?!
名前の『コピ』はコーヒー。
『ルアク』はマレージャコウネコのインドネシアでの呼び名だそう。
つまり『ジャコウネコ・コーヒー』ですね♪
よく「ジャコウネコの糞からとれる」なんて説明をされる『コピ・ルアク』ですが笑
それよりも注目すべきは、ジャコウネコの体内で発酵させるという点だと思います。
ジャコウネコの腸内の細菌や酵素で発酵させることで、独特の香りや風味が出るそう。
インドネシアでは、マレージャコウネココーヒーノキの熟した果実を餌にあげるそうです。
その中の種のコーヒー豆の部分だけが消化されないで排泄されます。
その糞を綺麗に洗浄して皮をむいて(ここ大事!)、乾燥、焙煎すると『コピ・ルアク』の完成です!
発酵という工程のおかげで、カフェイン量は通常のコーヒーの半分くらいに減るらしいです。
世界一高価というけど、お値段は?
コーヒーサミット2020では『コピ・ルアク』を赤字覚悟、1杯500円で提供して下さった『函館 美鈴珈琲』さん。
通常だと1杯2,000円だそう…!!
調べてみたらAmazonや楽天でもいろんなお店から購入できるんですね。
値段は品質やお店によってピンキリのようです。
飲み比べていないのでなんとも言えませんが、本当にしっかり味わってみたいと思ったら、高くてもちゃんとしたコーヒー屋さんで飲んだ方がいいかもしれません。
実際に飲んでみた!味は?香りは
飲んだ瞬間とにかく華やか!という印象が強かったです。
コクのあるハーブティみたい!
フルーティな感じもするけど、まったく酸っぱくない。
苦くないけど、コーヒーらしい深みはある。
とても不思議な味でした!